なんだか、月一ブログになりつつあります。
公演ブログなんだから、あれですが。
ま、誰も見ていないからいいのです。
良くはないけどね。
さて、ここ数年、飲んだら書くな、を合い言葉にしております。
ま、今夜は別ですが。
前回更新から一ヶ月。
特に何をしていたかというわけではありませんが、ま、練習したり、落ち込んだり、そんな毎日です。
先日、ある役者がとてもいい表情で、演じていて、「それだよ!」って褒めたら、きょとんとしていて、よくよく聞いたら、練習前に奥歯を抜いて痛み止めが切れてしまい、痛いのを我慢してやってた、みたいな一コマ。
ばかやろう!
なんなら、本番前に、もう一本抜いてやろうかとかおもったけど、デニーロでもあるまいし。いやいや、そもそもデニーロだって、やんないし、とか思ったって話。
ああ、演出の技術を向上させたい。
さて、東京。
東京は東京でも、「くるり」の「東京」
僕が「サワコの朝」に出たら、ま、出ないけどね、出たら二曲の内の一曲は絶対くるりの東京です。
21とか22の頃、FMラジオの21時頃からの番組で、よく、一ヶ月、毎日流す、いわゆるヘビーローテーションみたいな、そんな感じで、流れていたのが、この曲で、これ聞くたび、なんかでありましたよね、タイムマシンは己の中にあるみたいな、そんなセリフ。
その当時に戻るのね。
何者でもないのに、何かに、世間は認めていないけど自分だけが、自分の可能性に満ちあふれていて、でもその自信と同じだけ、不安で、不安の池みたいな所で溺れかかってるみたいな。
自分を認めてほしい気持ちだけで一杯で、どうしたら認められるか、認めない世間が悪いみたいな、そういう努力をまるで放棄した身勝手な、ラララ。
そんな頃の自分に、否応なく引き戻される感覚。がくるりの東京です。
あれから20年。
くるりが当時23くらいでも、もう、43か〜とか先日ふと思いました。
僕も40になりましたし。
ま、それだけなんですけど。
演劇に出会ったのか22才。
岩手に戻って来たのが23才。
劇団を旗揚げしたのか25才。
ま、それだけ。
ふと、あのまま、東京にしがみついていたら、僕は、何かになれたのか?とそんな夢を見ます。
それはそれは悪夢です。
願いは大抵叶いません。
成功者の物語は大声で語られますが、本当は、誰も耳を傾けないその他大勢のため息とあきらめでこの世は出来ていると思います。
でも、それが、どうした!
奇跡は起きない。
それがどうした。
夢は実現出来なかった。
それがどうした。
開き直りではなく、妥協でもなく、その先の、その他大勢に、起こる可能性がある、その先のお話を、僕は作ろうと、それは、ずっと思っています。
はい。
やっと公演ブログらしくなりました。
きっとそんなお話をお届け出来るかと思います。
チャンピオンたちの朝食。
よろしくお願いします!
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